舞台『俺節』出演
演歌歌手を目指す青年の不器用で純情な生きざまを描く舞台『俺節』に出演が決定しました。
原作は土田世紀さんの同名漫画。泥臭くも懸命に生きる人間の姿を「演歌」を通して浮かび上がらせた同作は、2012年に早世した土田さんの代表作の一つです。
舞台版の脚本・演出を手がけるのは、小劇場から大劇場、そして野外劇に至るまでダイナミックかつ人間味あふれる舞台を展開する福原充則さん。土田作品を特徴づける荒々しさと繊細さを併せ持つ独特の筆致、溢れ出す情念は、福原さんの手により、生身の人間たちが躍動し、歌う、熱量に満ちた演劇へと昇華されました。
稲葉友は、内気で繊細と同時に情熱的で、圧倒的な歌唱力を持つ主人公・コージを見守り、時に傷つきながらも共に成長していく相棒のギター弾き、オキナワを演じます。
演歌の先達たちとの交流、都会の片隅で懸命に生きる人々との出会いを経て、コージは自分自身の歌を見
出します。と同時に劇中には『北国の春』『命くれない』など昭和の名曲も登場し、ドラマと絡み合い、ノスタルジーを超えた「歌の力」「歌の心」を伝えます。
コージが辿り着く自分だけの歌=俺節。その歌声に込められた、夢を追い続けることの苦しさと情熱、誰かを愛し、生きることの切なさと喜びは、観客の臓腑に直接語りかけ、その魂を震わせることでしょう。
止まることのない時代の流れの中で、時には不条理に晒されながら、不恰好でも自分の道を生きる人たちへ
——舞台『俺節』が贈る、渾身の応援歌にご期待ください。
公式サイト https://orebushi2026.jp/
公式 X @orebushi2026

≪ STORY ≫
歌手を目指して青森から単身上京したコージ(松田元太さん)は、抜群の歌唱力を持ちながら、極度のあがり症のせいで、実力を発揮できずにいる。お調子者のギター弾き・オキナワ(稲葉友)は、コージが抱く演歌へのたぎるような情熱にほだされ、自分が根城とするドヤ街「みれん横丁」に連れていく。と、偶然そこにヤクザから逃れようとする
外国人女性、テレサ(キム・チャンミさん)が駆け込んでくる。持ち前の正義感から彼女を助けようとしたコージは、ボロボロに殴られた末、無我夢中で歌い出し、周囲を圧倒する。
テレサは不法滞在中のストリッパー。彼女への想いが募れば募るほど、コージの演歌は強く、深くなる。やがてオ
キナワとのコンビで、流しの歌手としての修行を始め、コンテストへの出場を繰り返す中、デビューの話が持ち上
がる。だがそれは「コージ一人で、ソロ歌手として」という条件付きだった——。
≪ 稲葉友コメント ≫
原作漫画を読んで、圧倒的な熱量に打ちのめされました。そして福原さんが作る俺節も凄いものになり
そうだなとも思いました。時代に翻弄される人たちの物語はとても切実ですが、同時にコミカルでもあっ
たり。過去に観させていただいた福原さんのお芝居でも、「舞台上にいる人たちは楽しそうなのに、観て
いる自分は何故こんなにも悲しく感じられるんだろうか」ということも多く、その時代の人間の生き様を、演劇を通して感じられるのが好きなんです。
僕が演じるオキナワはギタリストなのですが、演劇の中で楽器を演奏するのは初めてで、現時点では未
知の領域に飛び込む怖さもあります。ですが怖がっている人の演奏に合わせて歌うのはもっと怖いと思う
ので、新しいスキルを身に付けられることに感謝しつつ、自分の身体のようにギターを扱えるように仕上
げてオキナワとして生きられればと思います。
前回福原さんの作品に参加した時、様々な角度から人からも作品からもたくさんの刺激をいただきまし
た。今回も松田さんとの共演を始め座組の皆さんとどんな作品作りが出来るんだろうかと今から楽しみですし、そんな座組を支える一員としてしっかり舞台上に存在できたらと思います。

≪ OUTLINE ≫
公演タイトル:舞台『俺節』
出 演:松田元太さん 稲葉 友 キム・チャンミさん
桑原裕子さん 後東ようこさん 村上 航さん 坂田 聡さん
六角精児さん 益岡 徹さん 他
原作:土田世紀さん
脚本・演出:福原充則さん
≪ 公演 ≫
[東京公演]2026 年 6 月 10 日(水)~6 月 30 日(火)
東京建物 Brillia HALL (豊島区立芸術文化劇場)
[福岡公演]2026 年 7 月 8 日(水)~7 月 12 日(日) キャナルシティ劇場
[大阪公演]2026 年 7 月 19 日(日)~8 月 2 日(日)
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